登山やってみたいけど何を用意すればいいの?
自分自身、登山を始めたいけど「まず何を用意すればいいんや。」と思いました。
山を舐めると遭難や怪我をするので準備は非常に大事です。
そこで、その最初のステップとして「登山の持ち物」についてまとめました。
※いきなり小屋泊登山やテント泊登山はしないと思うので、「日帰り登山」での持ち物をまとまめてます。
買わないといけないものもありますが、もしジムやスポーツをやっている方なら代用できるものもあるので、
自分の経験も交えながら説明します。
持ち物
【ウェア】
・インナー(肌着)
最初はあるもので良いと思います。ランニングをするときに着る速乾性のあるものが良いです。
・長袖or半袖シャツ(中間着)
これも最初はあるもので良いと思います。
おすすめは長袖シャツ。日焼けから守ってくれるだけでなく、草木が肌に触れて痒くなったり虫刺されから守ってくれるからです。
・パンツ
これも最初はあるもので良いです。
おすすめは長パンツ。地面から虫が登ってきたり、万が一転倒した時に擦り傷になりにくいからです。
・レインウェア
これは持ってないなら必ず買ってください!できれば上下で。
防水性、撥水性、レインウェア内のムレを外に逃がしてくれる透湿性のあるものを選んでください。
登山用のレインウェアじゃないと、低体温症などのリスクが高まるので必ず用意してください。
・靴下
ハイソックスを着用してください。
ユニクロのスポーツ用のハイソックスは安くて乾きやすいので最初はそういうので大丈夫です。
・帽子
日よけ用です。ちなみに自分は汗で頭がムレて嫌なので着用してないです。
・防寒着
登山中にお昼ご飯を食べるときとかに汗で身体が冷えることもあるのでそういう時などに着用します。
また、レインウェアを防寒着として着るのもアリです。
軽量なものがおすすめですが、レインウェアと別で用意するならば持っているものでも充分です。
・手袋
手足の末端を冷やさないことが低体温症などのリスクを回避するときのポイントです。
もし寒い時期に登山を行こうと考えているならば必須です。夏ならばいらないです。
【ギア】
・ザック
持っていないなら必ず買ってください!
サイズは20Lから30Lがおすすめです。
これから小屋泊での登山も考えてて、兼用したい場合は30L~40Lがおすすめです。
これらのサイズは荷物を入れると一杯に近くなるサイズ感で、その方が見栄えが良くなるし、
サイズが大きすぎてクシャっとなってると個人的に少しダサいなと感じるのでこれらのサイズをおすすめします。
ザック選びは特に重要なので、登山用品を専門的に扱う「石井スポーツ」で買うことをおすすめします。
店員さんはみなさんプロ(ガチ)なので、詳しく丁寧に教えてくれます。僕自身も何度もお世話になりました。
また、ヨドバシグループなので10%ポイント還元されるので少し安く買えますよ。
・ザックカバー
ザックに付属しているものもありますが、なかった場合は、アマゾンなどで購入してください。
・登山靴
これは必ず石井スポーツで店員さんと一緒に買ってください!!!!
登山靴は他のどの持ち物よりも大事です。必ず足に合ったものを買ってください。
とは言ってもなにが足に合ってるものか分からないと思うので、
石井スポーツに行き店員さんと一緒に選んで買ってください。
・腕時計
いちいちスマホを取り出して時間を確認するのが面倒なので持ってた方が良いですね。
僕はアップルウォッチを使っています。スマホがAppleなので同期させて使ってます。
・ヘッドライト
買った方がいいです。日没までには下山することが鉄則ですが、
万が一日没を過ぎそうな場合などに備えて持ってくおくべきです。
・ヘッドライト予備電池
念には念を。「万が一のために」が準備の重要な心構えです。
・タオル・手ぬぐい
登山って意外と汗をかくので、汗冷えしないためにも必要です。
山小屋にその小屋限定の手ぬぐいが売ってることが多いので、お気に入りの手ぬぐいを見つけるのも楽しいですよ。
・登山計画書
登山計画書は必ず提出してください。万が一遭難した場合に警察、レスキューが軌跡を辿り、早期発見に繋がります。
登山口に紙で登山計画を提出することもできますが、
YAMAP(ヤマップ)という登山アプリでアプリ上で登山計画を提出でき、そっちの方が手軽なのでおすすめです。
・コンパス
スマホの電源が切れて、アプリで地図を見れなくなった場合に紙地図と合わせてルートを確認するのに使いますが、
自分的には地図読み能力が無いならば無意味なのでいらないと思います。
地図読み能力があり、整置ができるならば持っておいた方がいいですが、「スマホを使える状態にしておく。」に気を付けた方が良いと思います。
・紙地図
コンパスと同様です。以上。
・筆記用具
紙地図を持っていくならばメモ用に必要になります。
・地図アプリ
これは必ず準備してください。
先程紹介したYAMAP(ヤマップ)では登る山域の地図をダウンロードしておくと、電波が無いところでも位置情報が分かります。スマホの充電が切れないように気を付けてください。地図が見れなくなります。
・スマホ
これは言うまでもなく。(笑)
・モバイルバッテリー
スマホ等の充電が切れないために必ず準備を。
・ティッシュ
鼻かみ用などで使いますが、登山口のトイレにトイレットペーパーがないことがたまにあり、ティッシュを使ったことがありました。
・ゴミ袋
登山中に出たごみは持ち帰りましょう!マナーです。
・財布
山小屋でグッズや飲み物などを買うときに現金のみのところがほとんどなので、現金を持っていきましょう。
山小屋でモノを買う時の大体の値段は以下です。
・山Tシャツ:3,000円~4,500円くらい
・手ぬぐい:1,000円~2,000円くらい
・飲み物:500円くらい
・ラーメン、カレーなど食べ物:1,000円くらい
・行動食
グミ、お菓子など登山中に食べるものをお昼ご飯とは別に用意しておくことがおすすめです。
自分は登山中は羊羹(ようかん)や和菓子ミックスをスーパーで買って持って行ってます。
和菓子は食べやすく、カロリーが高いので登山にはぴったりです!
登山中は何食べてもカロリーゼロだと思って好きなものを食べるようにしてます。(笑)
・お昼ご飯
山頂などで食べる用に持っていきましょう。
山小屋があるなら山小屋飯を食べるのも荷物軽くできますし、それもアリです。
・水分
人によって必要な量は異なるかと思いますが、自分(男)は夏で3L持っていってます。
自分は結構水を飲む方なのでこれくらい用意してます。
最初は自分がどのくらい持っていけばいいかよくわからないと思うので、
過去学生時代などの体育の授業や部活で同時期に飲んでいた量を参考に、それより少し多い量を準備しましょう。
・サングラス
山は日差しが強いので持っているならば持っていきましょう。
無かったら無くても大丈夫です。
もし買うならば遮光性のあるスポーツ用サングラスをおすすめします。
・トレッキングポール(ストック)
持ってなくても大丈夫です。
歩行の補助用です。実際に登ってみてあったほうが安心するなと思ったら買うくらいでいいです。
・日焼け止め
山は日差しが強いので必須です。
日焼け止め塗っていない人もいますが将来シミだらけになりたくないので塗るようにしてます。
・熊鈴
これは準備した方がいいです。
熊に遭遇しない対策もありますが、登山道は先が見渡しにくいところもあるので、すれ違い時に熊鈴をつけていると向かってきていることが分かるので、出会い頭で衝突することを防ぐことができます。
意外に熊よけ以外の効果があると自分は思います。
【緊急用】
・健康保険証
もし怪我をして病院に行くとなったときに必要になります。
使うことにならないのが一番ですが、万が一のための備えです。
・ファーストエイドキット
実際、持っているって人が少ないですが、自分的には必要だと思います。
楽天やアマゾンで「ファーストエイドキッド」と検索するといろいろ出てくるので、
安いモノでもいいので買った方が良いです。
・常備薬
鎮痛剤などをファーストエイドキットと一緒に入れてます。
持ち物一覧
上記で説明した持ち物のチェックリストを載せておきます。
準備するとときに活用ください!!
まとめ
登山初心者の方ならば最初は何でも持って行き過ぎかなくらいがちょうどいいです。
実際に登ってみて、「あやっぱり水はもう少し減らしても大丈夫そうだな」、「あこれ意外と必要だな」などと思うはずです。そうした経験を通して自分に合った持ち物が決まってきます。
今回はそれの最初のステップとして参考になれば幸いです。
それではまた!良い登山デビューにしてください!